ミニュチュア村の和菓子屋の店内
随分とこじんまりとしているが…
店主一人でその日に作ることができる分しか売らないらしい
さて何にするかと迷ったが
如月と言えば節分だ…豆餅をもらおうか
そして
早春の息吹を堪能する若草餅
おっ!今作業場から持ってきたばかりだな
客;あんまり旨そうなんでここで食べさせてもらえるかね?
店主;ただ今ご用意いたしますので、どうぞお掛け下さい
とすすめられ腰を下ろし待つ
店主自ら抹茶と共に菓子盆を運んで来た
2月6日は抹茶の日←ブロガーさん情報
節分にあやかって景気よく豆餅から食べる
福はぁ~内ぃ~
次は若草餅をパクリ…あぁ早春
瞬く間に平らげたがまだ食べたい
客;すまないがやっぱり一つずつ包んでくれ
店主;毎度ありがとう存じます
お持ち帰り用パック
客が外へ出ると
暦の上では春だが小雪がちらついている
菓子包みを手に
”春遠からじ”と思うことにするか…とつぶやいた
※ひとりごと
2月と言えば節分、初午(はつうま)稲荷神社の祭日、針供養…
子どもの頃は季節の行事はもっと身近なものだった
レアな記憶としては
母親に針供養に連れて行かれたことがある
そこでは確か
自宅から持参した〈こんにゃく〉に
1年保管していた折れ針をさして奉納したような気がする
子どもだったのでわけがわからなかったが
なんだか珍しい光景が印象的だった
こんな事ももう
服飾関係者以外知らない行事になるのかもしれない