人生後半の『ほぼ写真日記』

笹の葉8の日々散歩とひとりごと

紫陽花の散歩道

『ガクアジサイ』だけの庭へ


いい具合に雨があがった


ガクアジサイの帯が続く


水上を渡る時、涼風が…

 


群れ咲く花

     


※ひとりごと


季節がらムラゴンブログでも、たくさんのアジサイの写真を見かけます。
どのブロガーさんも、写真映えしてますね。


『ガクアジサイ』は日本、中国原産で、全てを装飾花に品種改良したのが『ホンアジサイ』。
『ガクアジサイ』が中国経由でヨーロッパに渡り、そこで品種改良されたのが『セイヨウアジサイ』


どのアジサイも”甲乙”つけがたいけれど、
『ガクアジサイ』は、涼しげで、和の庭によく似合う。
撮り損ねたが、2匹の蝶も舞っていた。(慣用的・専門的には、蝶は2頭と数えるけど、実際の会話で使ったら変だよね)


その”アジサイと蝶”の構図を目にしたら、菱田春草の《紫陽花》を思い出した。
帰宅して改めて確かめたら、『ホンアジサイ』だった。


1902(明治35)年の作だから、約120年前のアジサイ
日本庭園で有名な、あの足立美術館の所蔵(島根県安来市)


私は25年前にこの絵に出会った。
その時は、東洋画の伝統とは異なる没線主彩の朦朧体の手法で描いているので、

「まだ、色彩の濁りを若干残すが、自然を静視しそこに沈思した春草らしい花鳥風月の世界」と言われていた。現代の人はどんな評価になっているのだろう?


”アジサイと蝶”から話が広がってしまった。すみません…