人生後半の『ほぼ写真日記』

笹の葉8の日々散歩とひとりごと

林の中に光*花降る

頭上の枝のすき間から降る光


その樹の根元だけ


白い花が咲いたように見える



近づくと
白い光に埋もれるように混じりあい


ほんとうに…そこにだけ…
白い花が咲いていた


光といっしょに花が降る、ふる…





幸せがただよう場所
(ありがちな、映画の邦題みたいだけど…やだな)


実際にそこで何かあったわけではないが
居るだけで
「もしかしたら…自分は幸せなんではなかろうか」
と思ってしまう場所がある。




※ひとりごと


森林園の中
20数年前、私はこのベンチに座っていた
季節も今頃


その頃は視界を遮る草木はなく
広々とした池が見渡せていた


ずいぶん年数が経ったんだなぁ
今はまったく別の場所だよ


周りが遮断された分、想いが内に向いた…
人って、なんとかして
「つらい事もあったけど、結果として自分は幸せだった」
と思いたいもんだよね


この場所を離れたとたん
そんなことあるか

つらく悲しいことの方がまさっていると
やはり思っている…