人生後半の『ほぼ写真日記』

笹の葉8の日々散歩とひとりごと

花の中に花。マトリョーシカ?

勤務先も再びテレワークが始まった。
通勤時間がない分、ゆっくり朝散歩。



花の少ないこの時期に
花束みたいだけど…正体は…




正体は ↓↓ この足元の花
(検索したら、アリッサムだけど合ってる?)




一つの塊が、花束みたい
配色もいいよね




優しい色…




花の中に花…マトリョーシカみたい?(こじつけ)






※ひとりごと


一見「雑草か!」と思ったけど違うみたい。


冬だからみすぼらしく見えたかも…
枯れた松葉がゴミに見えるし…



「雑草」と言うと、
私は昭和天皇と養育掛の足立タカの逸話が思い浮かぶ。
昭和天皇の学者としての片鱗が見えて好きな話だ。


また、ブログ脱線します。スミマセン…むやみに長いです。


昭和天皇が数え年で5歳の頃、初めて見る草の名前をタカに尋ねた。
タカは「それは、雑草です。」と答える。
すると昭和天皇が「ザッソウという名前の草なのか?」と再度質問された。


タカは自分の間違いに気付き「雑草という名の草はありません。」と答え、
それ以後は必ず図鑑などでわかるまで調べてお答えしたと言うもの。



もう一つ、後の1965年9月、
昭和天皇が那須で静養中に侍従らが皇居・吹上御所周辺の草を雑草として刈ったと聞き、「雑草ということはない」とおっしゃる。


「どんな植物でも皆名前があって、それぞれ自分の好きな場所で生を営んでいる。人間の一方的な考え方で、これを雑草と決め付けてしまうのはいけない。注意するように」と話したという。(入江相政氏の「宮中侍従物語」より)


でも、これって「足立タカ」が凄い人だよね。


足立タカは、もとは東京女子高等師範学校附属幼稚園(お茶の水女子大学付属幼稚園)の教諭だった人で”皇孫の養育掛”に大抜擢されたんだよね。


退いてからは、
太平洋戦争終結時の首相として知られる鈴木貫太郎の後妻になった人。