人生後半の『ほぼ写真日記』

笹の葉8の日々散歩とひとりごと

《ミニチュア写真日記》打上げ花火、笹八庵の親父語り

今回は「※ひとりごと」から


先日花火大会があった
我が家は打上げ会場の大きな川のほとりにあり
2階から見えるのだけれど…


息子が幼かった頃は
お互い何か浮かれて
河川敷まで観に出かけた…


照明を消した部屋から闇に浮かぶ花火を見ていたら
物哀しさが…


前置き長ッ∑ヽ(゚∀゚;)ソウイウノイラナイカラッ!!



そこで


ミニチュア界で理想の花火観覧を


笹八庵の親父に語ってもらうことにした




以下、笹八庵の親父語り


旦那、花火は見えりゃいいってもんじゃありませんぜ


やっぱり風情ってもんを大事にしてもらいたいね



葦簀で囲った庭に床几がなくっちゃいけねぇ


酒は好きずきですが


まぁ宵の口はビールから始めやしょう



次の酒は


家の冷蔵庫まで取りにいくような


野暮なまねは無しにしやしょうぜ



庭先に木桶を置いてね


親の仇⁉ってぇほど


氷を奢って欲しいね


この檜の桶の香りがまたいいんだよぉ~



オット


足元に蚊遣りを忘れちゃいけねぇよ



昔ながらのが「キンチョー」がおつなもんですよ



ところで


つまみがなくっちゃ寂しくていけねぇ


先ずは枝豆でしょ




それに奴とくらぁ


アッシはもっとあっさりした


生姜と茗荷だけが好きですがね


あいにく今日はこれしか無いらしいんで


我慢してくださいよ




そういやぁ「たこ焼き」がねぇな


えっ意外だって⁈


夏の祭りには「たこ舟」ってくらぁ


昔からの言い回しがあるくらいですぜ


タブン嘘ダァ~♪(≡∀≡σ)σ



まぁアッシは蕎麦屋の親父ですからね


コレコレ


”本格蕎麦焼酎 二割八割”



うまいねぇ~


五臓六腑に染み渡るぜ



へっへっへ


ちょっと御免なさいよ


今日は飯が食いたくていけねぇ



これはアッシの明治生まれのばーちゃんが


食欲のどうにもでない暑い日に


食っていたもんですぜ


夏野菜の漬物を千切りにして


ご飯にちょっと乗せ冷水をかける


まあ「水のお茶漬け」ってとこですな


冷ご飯は水で洗ってぬめりをとって


サラサラにしてたもんですよ


なぁ~に8月になると思いだしましてね


最後の飯は余計な事でござんした




笹八庵の親父の語りはこれで終わったが


いつの間にやら


床几の上にもう一つ座布団が


間には封の切っていない「二割八割」が…


これからが本番のようだ