あとわずかで4月 4月卯月の和菓子歳時記は… ーーー*ーーーーー*ーーーーー*ーーーーー*ーーーーー 件の和菓子屋のお花見重 お花見にと詰めてもらった 重箱に収まった〈おはぎ〉はなぜか美味そうに見える 花見になくてはならぬのがyes‼〈だんご〉 卯月の和菓子歳時記は道明寺で決まり! 待っている間に... 続きをみる
物語のブログ記事
物語(ムラゴンブログ全体)-
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3月の声を聴いた途端 ミニュチュア村の陽気も急に春めいた 件の和菓子屋の前を通りかかると 店先の毛氈床几が心地よさそうで腰をおろした 店主:お越しいただきありがとう存じます 笹の葉8:この店の評判は聞いていたんだが ようやく来る事ができた 3月の菓子誂えは何かな? ... 続きをみる
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久しぶりに笹八庵から出前をとったある日のこと 今日は来客があったので 外に食べに行くのも面倒だと 笹八庵から出前をとることになった 「ちわぁ~笹八です」と縁側の方から声がする 今日は若い職人さんが届けてくれた 受け取りながら親父さんの様子を尋ねると 「親方が、旦那は最近お見限りだとこぼしているんで... 続きをみる
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この和菓子屋の物語も⑤となった 和菓子とお茶の評判の二枚看板で 商いをしている来歴も明らかになった所 さて今回は… ーーー+ーーーー+ーーーー+ーーーー+ーーーー+ーーーー+ーーー 季節の先取りは商いの習いと言うが 店先の幟旗にはもう〈いちご〉の文字が染め抜かれている 早速いちごの文字に引かれるよ... 続きをみる
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ミニュチュア村の和菓子屋の店内 随分とこじんまりとしているが… 店主一人でその日に作ることができる分しか売らないらしい さて何にするかと迷ったが 如月と言えば節分だ…豆餅をもらおうか そして 早春の息吹を堪能する若草餅 おっ!今作業場から持ってきたばかりだな 客;あんまり旨そうなんでここで食べさせ... 続きをみる
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和菓子物語➁からつづく ミニチュア村の和菓子屋の前身は 団子が名物の茶屋だと知った それから少し時代は下がり 店の外観は心なし小奇麗に様変わりしている 昔から変わらぬ紅傘は営業中の目印 傘越しに見えるのれんの『茶』の字には理由がある 以前から団子に供する茶の美味さは評判だったが 茶だけを求める客も... 続きをみる
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ここミニュチュア村にある和菓子屋の前身は 隣村へと抜ける切通し筋の茶屋だったそうだ… 旅人は切通しに入る前に この茶屋で休憩し身拵えを整えるのが習いだった 困った旅人を助けているうちに草鞋に傘 水筒替わりの瓢箪、丸薬まで いつの間にかひと通り扱うようになっていた それでも団子の味と 清水で煎じたお... 続きをみる
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さぁ一服のお茶と甘いものを召し上がれ 睦月(1月)の和菓子歳時記は練り切りにするか ここミニュチュア村にも和菓子屋がある 毎月季節の和菓子を楽しんでみよう… 待ち遠しいなぁー桜の季節 梅に鶯…初春 まだ雪菟 ※ひとりごと 上生菓子の名付けは〈バラの名付け〉に相通じる物語があると思うんだ… 自分が元... 続きをみる
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ロングトレーンを引く 青いバッスルドレスの後ろ姿 その人影が消えた館の部屋には…… *:;;;:*:;;;:*+☆+*:;;;:*:;;;:*+☆+*:;;;:*:;;;:*+☆+*:;;;:*:;;;:*+☆+ 古館にいかにも相応しい 2つの長櫃 一つ目は めったに開けぬのだろう 鍵が回る鈍い音... 続きをみる
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放置していた洋裁店の物語 それでは終わりにいたしましょうか… ーーー+ーーー+ーーー+ーーー+ーーー+ーーー+ 不思議なことが起こる洋裁店 ショウウィンドウのカードの言葉は 見る人によって違う… 男には 『記憶のほころび繕います』 『思い出の破れた穴を補修します』 また別の者には 『あなたの叶わな... 続きをみる
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前回は ショウウィンドウのカードに浮かぶ言葉は 見る人によって違うらしいことがわかった 男には 『記憶のほころび繕います』 『思い出の破れた穴を補修します』と見え ハンカチの依頼主には 『あなたの叶わなかった想いを届けます』と現れた… ーーー+ーーー+ーーー+ーーー+ーーー+ーーー+ーーー+ーーー... 続きをみる
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今日は 洋裁店の女主人は 白いハンカチの レースの縁飾りを縫っていた… いらっしゃい このハンカチの依頼主はね 自分が洋裁店をはじめて 不思議な仕事が舞い込むようになった きっかけの方なの… もう何年になるかしら… ーーー+ーーー+ーーー+ーーー+ーーー+ーーー+ーーー+ーーー あれは 植物の本と... 続きをみる
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前回 女主人から告げられたのは ショウウィンドウの片隅にある カードの文字が見える者だけに起きる 不思議な体験があることだった… ーーー+ーーー+ーーー+ーーー+ーーー+ーーー+ーーー+ーーー 「えっ」と男は絶句した 女主人は「まぁ座って」と男を促し 「仕事をしながらお話しましょうか これでも結構... 続きをみる
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前回 洋裁店のショーウインドウの片隅に見つけた 不思議な文言 『記憶のほころび繕います』 『思い出の破れた穴を補修します』 さて今回は… ーーー+ーーー+ーーー+ーーー+ーーー+ーーー+ーーー+ーーー 洋裁店に初めて気づいてから 何度か前を通りかかったが 入店する勇気がわかなかった 口実にしてもま... 続きをみる
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先日の ミニチュア村の洋裁店の(妄想)物語 男の足は 先日初めて知った 洋裁店の前にさしかかった 外観から 自分には場違いな店とはわかっていたが なぜか気にかかる ショーウィンドウ越しにのぞいて見ると 初老の女性がひとり働いていた 作業台に水色の布を広げ アイロンを縦横に滑らせる 熱したアイロンは... 続きをみる
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妄想入ってますエィッ!!(ノ。>ω<)ノ ⌒【読んどくれ】 森の奥へと歩く男が一人 どうやら古い洋館へ向かっているらしい この冬、森の住人らと アフタヌーンティーパーティーに招かれた ただそれだけの縁だったはずが… また招待状が届いたのである 男一人だけに… 到着すると 執事が客間に案内する 「少... 続きをみる
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ブログを始めた当初『妄想物語』をアップしていた 自分のフォルダーに保存してある画像をつなげ 無理やりストーリーを作る 前回の続きは 久しぶりに『妄想物語』にしようと思い立った ミニチュア好きの方ゴッメ───∑(ノД≦)───ン 鴉が言う 「3つの鍵から1つをお選びください」 杣人「もし錠前が開か... 続きをみる
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遠い邦からミニチュア村にやって来た 「杣人」がいた 明け方に家を出て森を過ぎ山に分け入る 毎日柴を刈り折れた木を伐り 村まで運ぶことを生業としていた 仕事はいつも昼ごろには終わる 今日の収穫を背負いかごに詰め 縄で結わえば終わりだ 杣人「どれ昼飯にしようか」 瓢箪には来る途中で汲んだ清水が入ってい... 続きをみる
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※途中でアップしてしまい、タイムラインに乗ってしまった方すみませんでした。 タイトルも変更させてもらいました。 また、過去にアップしなかった写真で、強引にストーリーを作っています。お付き合いください。 ー⁂ーーー⁂ーーー⁂ーーー⁂ーーー⁂ーーー⁂ーーー⁂ーーー⁂ーーー⁂ーーー⁂ー この島には、”よ... 続きをみる
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『空想』or『妄想』 ここは稀に通る散歩コース。 霊感はないが、妙に、雰囲気が怖い。 (※念のため、現在閉鎖中で個人宅ではありません。) なぜか、映画『アザーズ』(主演ニコール・キッドマン)を思い出す。(自分の勝手なイメージ) 以下 ↓ 妄想にふける。 外界との接触を遮断するかのように、鬱蒼と生い... 続きをみる