人生後半の『ほぼ写真日記』

笹の葉8の日々散歩とひとりごと

《ミニチュア村⑤》冬晴れに道具の手入れ?



あれやこれや眺めながら往来を歩くと


青空に「め」の印が見えてきた


「まとい」の白がまぶしい



鳶(町火消人足)頭の家の前を通ると


冬の晴れ間に道具の手入れをしているらしい


「はしご」がゆるんでいたら一大事!∑└(*゚ロ゚*)┘ギクッ



ふと目を向けると


また新しい人相書が貼ってある


この辺りも随分と物騒になったもんだ



通りのはす向かいは


岡っ引きの親分の家


ここに用があってやって来た



ここでも、大事な御用に備え


親分が床几に座り


しげしげと十手を吟味している



挨拶をすると


「あがっていきな」と声を掛けられるが


「今日は上がり框で失礼しますよ」と言いながら


大事に抱えてきた風呂敷包みをほどいた



㊟割り箸には突っ込み無しね


来る途中の稲荷神社で買った


お守り懐紙と


門前店のいなり寿司



いなり揚げの味付けと酢飯の風味が絶妙で


なかなか評判が良い



「後でおかみさんと召し上がってください。」と


気持ちばかりの手土産を渡した



そして…


やおら懐からかわら版を取り出す



先日の親分の捕り物が


華々しく載っている


何はともあれ


親分に知らせようと持ってきた



かわら版をネタに


団子と干し柿をよばれ


たいそう話に花が咲いたが


いとまを告げ重い腰を上げた



実は
もう1軒寄るところがある


ちょっとばかし差し障りのある野暮用だが


町の往来を再び歩き出した



ヽ(≧▽≦)ノ。+。゚☆―お付き合いありがとうございました―☆゚。+。



※ひとりごと


暗くなるまでには村の田舎家に着きたいけれど
もう1つ用事がある


ミニチュア界もなにかと物騒らしい
ギャァ━━━━(艸゚Д゚ll)━━━━ァァ!!心配