《ミニチュア村⑤》冬晴れに道具の手入れ?
あれやこれや眺めながら往来を歩くと
青空に「め」の印が見えてきた
「まとい」の白がまぶしい
鳶(町火消人足)頭の家の前を通ると
冬の晴れ間に道具の手入れをしているらしい
「はしご」がゆるんでいたら一大事!∑└(*゚ロ゚*)┘ギクッ
ふと目を向けると
また新しい人相書が貼ってある
この辺りも随分と物騒になったもんだ
通りのはす向かいは
岡っ引きの親分の家
ここに用があってやって来た
ここでも、大事な御用に備え
親分が床几に座り
しげしげと十手を吟味している
挨拶をすると
「あがっていきな」と声を掛けられるが
「今日は上がり框で失礼しますよ」と言いながら
大事に抱えてきた風呂敷包みをほどいた
㊟割り箸には突っ込み無しね
来る途中の稲荷神社で買った
お守り懐紙と
門前店のいなり寿司
いなり揚げの味付けと酢飯の風味が絶妙で
なかなか評判が良い
「後でおかみさんと召し上がってください。」と
気持ちばかりの手土産を渡した
そして…
やおら懐からかわら版を取り出す
先日の親分の捕り物が
華々しく載っている
何はともあれ
親分に知らせようと持ってきた
かわら版をネタに
団子と干し柿をよばれ
たいそう話に花が咲いたが
いとまを告げ重い腰を上げた
実は
もう1軒寄るところがある
ちょっとばかし差し障りのある野暮用だが
町の往来を再び歩き出した
ヽ(≧▽≦)ノ。+。゚☆―お付き合いありがとうございました―☆゚。+。
※ひとりごと
暗くなるまでには村の田舎家に着きたいけれど
もう1つ用事がある
ミニチュア界もなにかと物騒らしい
ギャァ━━━━(艸゚Д゚ll)━━━━ァァ!!心配
















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