人生後半の『ほぼ写真日記』

笹の葉8の日々散歩とひとりごと

冴えわたる青と朗読を聞く



晴天の冬の日は気持ちがよい


空気は澄みきり


空の青は冴えわたる





青軸(梅の種類;白・一重)の風情は


上品で静謐で…


いつも近くによって凝視したくなる





※ひとりごと



どなたかも書いていたかもしれないが


自分も『Audible』でプロのナレーターの朗読を聞いている



特に自動車を運転している時がよい


週1で高速道路を往復4時間運転する生活を続けて6年になるが


高速道路の運転と朗読はすこぶる相性が良い(自分の場合)



聞き流したくない箇所は安全運転になり


トロトロ走る車に出くわしてもイライラしない


ちょっとゆっくり100強キロぐらいで走行したくなる



朗読の一番古い記憶はNHKラジオで福永武彦の「風のかたみ」を聞いたことだ


何日かにわたって放送され俳優の竹下景子と加藤剛がナレーターだった


まだ子共で難解なところもあったが楽しみだった


それがきっかけで福永武彦にはまり、長じてからは他の作品も随分読んだ


風のかたみ」は思春期の自分を思い出し
当時を思うと胸が苦しくなるような感覚にとらわれる作品だ


実は数年前紙の本で売っているのを偶然みつけ衝動買いしてしまった


しかし、この歳になって読むとまた違った感想を持った


当時あの年齢でこの本に巡り会えたのは幸せなことだった…