人生後半の『ほぼ写真日記』

笹の葉8の日々散歩とひとりごと

お盆の思い出

子ども頃の"お盆"
ワクワクした、夏休み中のイベントだった



この日は、
従兄弟たちが全員我が家にやってきた


年齢順に一人一人名前を呼ばれ
お小遣いのポチ袋をもらう


そして、私たちは全員菩提寺に向かった



菩提寺の参道には
迎え盆の参詣人をあてにした、露店がならんでいる


大人から見ればガラクタのような物を
この日ばかりは、好きなものを買うことができた
(どんなに高額でも500円以内の世界)



夕方になると
私たちは順番にお風呂に入り
浴衣に着替えさせられた


そして、一人一人提灯を持ち
先祖の霊の行く先を照らしながら
お墓から家まで連れ帰った


それが子どもの役割だった…


(⁂知らない人もいるだろうが、↓ これが手提げ提灯)

(画像拝借しました)


その時の
浴衣の柄、三尺帯の色…
手にした提灯の淡い光までも…
今でも思い出す


※ひとりごと

幼稚園に通い始めた頃
手提げ提灯がどうしても持ちたかった


ろうそくに映し出される絵柄の美しさに

いつまでも火が消せなくて怒られたのも
今は思い出になった