日本庭園~恐るべし
週に何回か歩いている、日本庭園の散歩
継続して観察し、実感したことがある。
実は、この庭は百数十年たっている…
時間の経過、季節の移り変わりに伴って、咲く花と散る花が、
微妙に重なりながら進行していく。
その時々の色の配置、咲く花の在りかのバランスが絶妙で
この庭を設計した昔の人は、ほんとにすごい。
今は、牡丹が主役だが、
もうすぐ取って代わる勢いで、ツツジは次に控えている。
ただ、これほどの数の花のある庭に、牡丹はこれが一株だけしかない。
牡丹の周りには、いっさい余計な色がなくて
まさに、野にあるままの牡丹を演出している。
言い方をかえると、鄙びた景色のなかに、ある時期がくると
一気に驚かされる、趣向になっている。
※ひとりごと
実は、昔から牡丹が好きではない。(好きな方、すみません)
でも、この庭の牡丹はわかりやすく言うと「鄙には稀な」美人のような佇まいで、田舎の驚くほどきれいな娘みたいになっていて、可愛らしい。
”牡丹”好きになった。”日本庭園、恐るべし”


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