『禅』という名のバラ
何が理由だったのか覚えていないが…
ブログにアップすることなく
下書き保存したままになる写真がある…
この『禅』もそういう写真の一つ
雨の日だった
咲きった時の、形と色彩の妙が心に残った
なぜ『禅』なのかなぁ?
※ひとりごと
禅つながりで…
私は、”中国禅宗 第六祖の慧能”(禅宗を完成させたと言われる人)の逸話が好きだ。
興味のない人には、ホントつまらない話なのでスルーしてね
慧能は嶺南に暮らす母ひとり子ひとりの貧しい柴売りで、字の読み書きもできなかった。
そんなある日、金剛経と弘忍老師の名に導かれるように、嶺南から黄梅県双峰山の東山寺に向かうことになる。
東山寺で下働きの行者となり、来る日も来る日もただひたすら米をつきづづける。
そんな日々、代筆してもらった一遍の詩が老師の目にとまる出来事がおこる。
(↓ここ最高に盛り上がるところなんだけど、先に神秀の詩を載せないと面白味が半減するんですよー)
菩提本無樹 明鏡亦非臺(菩提本もと樹無く 明鏡亦また臺だいに非あらず)
本來無一物 何處惹塵埃(本来無一物むいちもつ 何いずれの處ところにか塵埃じんあいを惹ひかんと)
悟りの樹などない 明鏡にも台はない 本来何もない だからどこに塵埃がつこうか…
老師には慧能が大悟したことがわかった…
達磨伝来の法とその証しの袈裟を慧能に伝授し、ここに六代目の祖師が誕生した。
実はこの後が面白い。
袈裟を取り返そうとする追手がむかったり、山中に隠れたり、北宗禅(神秀)と南宗禅(慧能)が生まれたりと活劇なみの面白さなのです。
なんか大陸的だなぁ~古代中国のこういう所は好きだな
閲覧注意かも
慧能のものとされるミイラが広東省韶関市曲江区の南華寺に祀られている。
中国に現存するミイラとしては最古のものと言われていて
文化大革命で紅衛兵に一部を破壊されたが、後に修復された。
ごめ~ん。話が変な方向に行ってしまった…
禅と言う名のバラの話でした…





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