人生後半の『ほぼ写真日記』

笹の葉8の日々散歩とひとりごと

旅にしあれば椎の葉に盛る


先日の十三夜の話


なんでもない場所で…ススキを見つけた


おぼろに滲む月影



雲がかり



なんだか物悲しい…



十三夜の月を見ていたら


家にあれば笥に盛る飯を草枕旅にしあれば椎の葉に盛る
(万葉集;有間皇子)


を思い出した。


裏切りにあい謀反のとがで捉えられ、護送される途中で読んだ歌。もちろん旅の終わりには…処刑されてしまった。



(👇ここからミニチュアスレ)



十三夜の夜長に


月を眺めながら


椎の葉ならぬ、笹の葉に盛ってみた。



旅だから…そんな豪華な食事じゃないね


箸置きは摘んだ野花


手前に海の物、奥に山の物




山で採った果実


少し果肉が見える弾ける寸前が萌えポイント🥰



海で釣った魚

この魚、笑かしにきてる



裏返して…美味しい…



海苔巻き(飛鳥時代にも熟れ鮨の原型ようなものはあったらしいからよしとする)



竹皮の上にも盛る(ここから設定を忘れ暴走)

豚肉って



葛もち…これほんと美味しそう

感動



水ようかんも捨てがたい

光が透ける感じがいい


※ひとりごと



十三夜の事は、全く頭になかった。


知人が「今日は十三夜だから」とススキを沢山差し入れてくれて、欲しい人だけ頂いて帰った。


そうか…今日は十三夜なんだ…



歳時記みたいなものが、生活に根付いている人っていいな。



すると帰路


いつもは全く気にしない側溝で雑草然としたススキを見つけた。



花瓶に挿しているのはミニチュアなので庭の雑草。ススキのミニチュア欲しい。

♪笹の葉8の日々散歩