人生後半の『ほぼ写真日記』

笹の葉8の日々散歩とひとりごと

菊に想う

散歩道の傍らに咲く…





   白と黄色の境目の色

   






   花びらの重なり

   



光の粒



※ひとりごと


菊は、子どもの頃、季節になるとよく食卓にのぼった
”酢の物”や”お浸し”


当時はまったくおいしさがわからなかったけど…


同居していた祖母は明治37年生まれ
季節にそって料理をしていた


祖母で思い出すのは
”棒鱈”や”身欠きにしん”の昆布巻き


炭をおこした丸火鉢の前で、テレビを見ながら鍋の番をしていた
(今では想像できないだろうが、近所に炭屋さんがあった)


祖母は、『節句』ごとがあると
前日は何かしら準備をしていたのもうろ覚えだが思い出にある


旧暦9月9日「重陽の節句」もやっていた(実際には10月上旬)


私の実家が変わっていたのか
節句はあくまでも旧暦の時間軸にこだわり(リアルの季節感ということ)
すべて1か月遅れだった


いつしかその慣習もなくなってしまった…


3月3日も5月5日、7月7日もカレンダーどおり
”旧暦”の概念がある人ってどのぐらいいるのかな

今日は、菊から話がヨコにそれてしまった(;^ω^)